カーメル、モントレー付近に住んでいる人なら、きっと見かけたことがあるだろうと思う。
身体を前に倒した感じに腰を曲げて、あちこちをせっせと歩いてるジーさん。いつ見かけても、せっせと結構な早足で歩いておる。Rさんっちゅー古いカーメルの住人で、JuniperoとSan Carlos付近のなかなかの邸宅にお住まい。しかし今や残っているのはあの家だけで、年金のみで細々と暮らしておる。家族は妹を残して全て亡くなったらしいのだが、その唯一の妹さんとは疎遠だとか。クエイカーの集まりで時々瞑想しに登場する。身寄りがないので、ウチのじーちゃんの案で、今日はクリスマスのディナーにお誘いした。
話をしてみると、きちんと教育を受けた人というのがわかる。歳をとって身体の自由がきかなくなり、お風呂にも不自由している様子なのだが、昼間は歩かずにはいられないようで、それもちと病気気味なのかもしれんね。運動になっていいかもしれんが(笑)
今日はクリスマスで外は静かだし、かなり寂しかったのだそうだ。ウチにきてもらってよかったっす。身体が曲がってるので、ちゃんと人の顔を見て話ができず、ずっとハゲた頭のてっぺんを見ながら話を聞いておったのだが、最後に帰るときに、一生懸命上を見て「ありがとう、ほんとに楽しい晩だった」と笑顔で言ってくれた。「来てくれてどうもありがとう、また来てね」と言うと、とってもうれしそうな顔してくれた。
ありがとうって言いたいのはこっちのほうだね(^^)
娘がプレゼントで初めてのケータイ電話をゲットし、有料の着信音だのをガンガンとダウンロードしてわたしに叱られ、次男が娘のオニュー携帯でお試ししようとしたつもりで遊んでたゲームを間違えてダウンロードしたとかで大ゲンカがおっぱじまったり、HipHopの着信音を大音量にして鳴らしまくってたりして、うるさいうるさい!山のような料理の仕込み中に、頭痛がしてきそうな大騒ぎの午後だったのだが、最後にRさんの登場で一気に静かないいクリスマスになりました。
よかったよかった♪
Comments
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ゆかさん、メリークリスマス!☆彡
いつも歩いてるじいさんと聞いて、「ゾマーさんのこと」という本を思い出しました。ご存知ですか?挿絵もとても素敵な本なんです。もし機会がありましたら立ち読みしてみてください。ってアメリカかぁ、、( ̄▽ ̄;;
う〜む
いい文章だ。
とてもいい( ̄▽ ̄)
(* ̄▽ ̄*)ノ〃ぷらなりあさん、クリスマスおめでと〜〜
ゾマーさん、知りません!そうか、立ち読みしてみたい〜(笑)サンノゼかSFの紀伊国屋にあるかな。今度見てみますね!
父>そのパターン多いな( ̄◇ ̄)
ええ話やね。頭の中では招待したいな、などと思っていても
なかなか叶うように行動しないもの。
なんか、童話のような話。素敵な行動力。有香ちゃんファミリー。
挨拶せんかったけど、クリスマス終わって、
いよいよニューイヤー。
胸騒ぎがぐるぐるする。開くのか?まだ毒が出るのか?(笑)
いい年にしようねっ!
なかなか知らない人は招待できないよね。自宅には。もしかして殺人鬼かもしれんし(笑)Rさんはクエイカーのミーティングにたまに出てくるので、その点では安心だし、なによりヨボヨボだから過激なことはできんだろうっちゅーのもあるしな(笑)
なんかmasayoん、いろいろ起きてるみたいで、楽しそうでうらやまひい♪もっと開いて毒は出し切ってしまえ〜〜。