わしの知らぬ間に、 Ashes and SnowのGregory Colbert氏が、モントレーでスピーチしてた〜〜〜(T▽T)2006年3月ってたら、まだカーメルに住んでたし、ウロウロしてたってばよ、この会場付近!!
【残念ながら動画はTED本家からも消え、youtubeからも削除されてしまいました】
わしがサンタモニカのノマディック・ミュージアムに行く2ヶ月前のスピーチっすね。
14年かけて、34回の旅で、45種類以上の動物を撮影してきた総集編、21世紀の“Bestiary(動物譜寓話集)”がAshes and Snow なのだそうだ。
Ashes and SnowはBestiaryとしては当然ながら、動物の学術的な理解のためのもんじゃなくて、人々に自然に対する感情的な理解を呼び起こすことを試みておると。“Bestiary”は、近代の西洋社会ではすっかり消えてしまったコトバだけど、昔から、それぞれの環境において、人々と動物との詩的な関係を表現していたそうだ。
たとえば、ジャガーとマヤ族、ハヤブサとエジプト人、バッファローとアメリカ先住民、エランド(イラン)とブッシュマン・・・などなど。
こうしてBestiaryはその土地や文化に定着したものであったわけで、世界共通のものっていうのがなかったと。そんなユニバーサルなBestiaryの創造がコルベールさんのライフワークなのだそうだ。
Ashes and Snowのイメージは、すべて自分がレンズを通して見たものであり、コンピュータ加工なし、デジタル・コラージュなしの宣言もしています。
ほんで映像の一部が上映されます。この間に流れる音楽はWomb(Lisa Gerrard & Patrick Cassidy), Elephant Pond (Michael Brook & Nusrat Fateh Ali Kahn), Slow Dawn(David Darling), The Absence of Time(Heiner Goebbels)です。
(サウンドトラックの詳細は「Ashes and Snowのサウンドトラック」をご参照ください。)
Ashes and Snowの映像の一部が流れた後のスピーチでは、人間が動物をメディア利用するにあたって、対価が支払われることがないということで、「アニマル・コピーライト・ファンデーション」という基金を設立して、動物へのコピーライト料金を徴収、世界の自然保護資金にするという提案をしています。大企業は大金を使って、動物や自然を被写体に利用して宣伝活動をしていて(企業イメージとして、車会社はムスタングを、保険会社はクジラを、などなど)、俳優やモデルを使うときには出演料を支払うのだから、動物にも払えっちゅーことらしい。宣伝費の1%を徴収するだけで、うまくいけば、たった3年で自然保護団体としては世界最大になるそうっす。アニマル・コピーライトのロゴを発行し、企業の自然保護に対する姿勢が一目瞭然となるんだそうだ。
ずっと紙読みっぱなしで、あまりスピーチ得意じゃないわね(笑)BMWはスポンサーなんでしょうかね。ちゃんとコピーライト払ったんだろうなー。
こうして立って話してると、ドデンとしたおっさんだけど、水の中の彼は素敵ですね。身体もアートしてますよね。愛人にしてほし〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(おい
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Comments
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確かに動物に対するギャランティーってないですね。
いい試みだと思います(何様だ)
ふと見たら、見慣れた学校のロゴがありますね。
me-aさん>
うまくいったら面白いよねー。どのくらいの企業がノってくるか?
そうなんです。某学校、ちと宣伝しようと思って。日本人生徒増強キャンペーン中(うそつけ)me-aさんが先生で来てくれたら、すっっごくいいのになあって、しょっちゅう思ってますよ。とっとと日本でやること終わらせて、早くチェンマイに戻ってきておくれ〜。
この頃、某学校でエアロビに行ってたけどなんのお知らせが掲示板になかった様に思うんだけど、めすったか。
日本人留学生強化してくれるな。どうみてもこうみても日本人がつるんでる光景は見たく無い。(笑)
みっちゃん>
某学校はつるんでたか〜(笑)わしがコロラドで行ってたカレッジもかなりつるんでいたようですね。カフェテリアとか行くと、よくわかる(^^; わし、今でこそ日本人とツルむの好きだけど、若い頃は避けてたけどなあ。せっかく異国にいるのにって。今は日本語でしゃべる環境がないと悲しい(笑)
今、日本人生徒増強キャンペーン(勝手に命名)をしているのは、チェンマイのウチの子供らが通う学校っす。このブログの右の帯に学校のロゴを張ってリンクしてるのねん。