2009年、今年もどうぞよろしくお願いします!
ワシの新年はドタバタで開始しました。
大晦日の夜に、胸の重苦しさと訴えた某家族が真っ赤な顔して苦しんでいるので、カウントダウンも間近になって外は花火で賑やかになって来た頃、ワシは車を運転して病院に向かっていました。ICUに入れられてあらゆる検査をしているうちに落ちついてきて、どうやら心臓発作ではないようだっちゅーことで、ワシは一旦帰宅。元旦早朝、再びICUに行くと、肺に異常が認められるとかで、まー検査検査のお正月!!!!結局なんでもなくて夕方には無罪放免になったんだけど、いったい何だったっちゅーんだ、ワシの正月は。(怒)やれやれだ。
病院ですごく親切に献身的にお世話をしてくれていた看護士さんがオカマだった。一応女性のカッコをしてるけど、どっちかっていうと、見てすぐ男とわかるタイプの、女性になりきってない系のオカマさんだ。それでもキレイにお化粧をして、看護婦さんの定番であるお団子髪をリボンで包むヘアスタイルをして、ニコニコとしてとっても愛想が良く、小さなことにも気を回してくれて、ちょっと張りつめた空気の漂うICUの雰囲気を柔らかくするという、看護婦の鏡のような人であった。タイではオカマさんもオナベさんも広く受け入れられていて、ごく日常的に身近にいて職についており、お役所にもいるし、こうして病院でも責任のある仕事を任されているし、本当に関心するのである。
病院では死ぬ程待たされるだろうと思って、たまたま握りしめてきた小新聞に、クリスマス前のローマ法王ベネディクト16世のスピーチが掲載されていた。
ローマ法王「人間の自己破壊につながる」とジェンダー理論を批判・・・。
「カトリック教会が神の創造物を守るということは、大地や水、空気などを守るということだけではなく、人間を破滅から守ることも意味する」
「熱帯雨林が保護するに値するならば、人間だってやはり同じことだ」
ううむ。法王的には、この心優しきオカマの看護婦さんも人間自己破壊の一旦を担っているというふうにとらえられるワケですかい、と、なんだかウンザリした気分になった。彼等もまた、神の創造物ではないのか。言い方はちょっと抵抗あるが、性障害として、男女の身体と心をごちゃまぜにして生まれて来た人がいるのも医学的に認められているのに、こういう方々はどうするのか。大体、つい最近の19世紀半ば頃までローマカトリック教会じゃ去勢歌手(カストラート)を教会音楽に使ってたっつー歴史だってあるくせになあ。
同性愛者やトランスジェンダーの存在を認めて受け入れても、人類崩壊するかっつの。マイノリティを排除するような、排他的な思想こそ差別や憎しみを生み、戦争や争いを招くものじゃないかね。
「男性と女性という人間の性質に敬意を払うことを求めることは、時代遅れの形而上学ではないと強調」という文もあるので、もしかして、男女の本質的な違い(誰がどう平等と言おうと、女性は妊娠して子を産むんだから、こういう性差は権利上の平等とは別に燦然と存在している)について言っているなら、守られるべきことはあると思うんだけど。
なんだか正月早々からスッキリしないワシだったのでした。
明日から数日近郊を徘徊してまいります。数日留守になりますがよろしく!
Comments
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年末年始の病院通いご苦労様でした。
我が家は静かな年明けで、おでんを食べながら紅白を観て、松陰はその後で友達の家のパーティーへ行き、年明けは3人だけでお節を食べ、今ミクシーしてます。
30日から頭痛で風邪ぎみだったのですが、お節を作り始めたら、めきめきエネルギーが満ちてきた。お出汁の香りにつつまれて、抵抗力が出たみたいです。
誰も来ない(呼べない)お正月はやはり寂しい。
2009年も会えるといいなー。
所詮肉食人種の宗教観ですね。
我ら草食人間には理解しがたいものが・・・
宗教がらみの戦争が多いのもうなづけます。
おめでとうございます〜!!!
今年も宜しくお願い致します!!
御家族の事何も無くて良かったですね
優しい御家族の連帯感が伝わって来て
改めて家族愛を思いました。
世界の注目を受ける人が後ろ向きの言動して欲しく無いよね
2001年の9、11の時も思たんですが
大変な時に、人権とか、子どもや少数派の事は切り捨てられて
折角意識として高まった物が、おざなりに成る傾向が在ります
私も人権を前線でやってる者として少し構えています、
有香ちゃん気が付いてくれて嬉しいよ〜!!
きっと、沢山こういう現象が来るけど
負の意識に負けないで今年も行きましょう〜♡
あけましておめでとう。
今年もよろしく。
某家族は大丈夫なんか?
オカマの看護婦、きっつい女よりよっぽどええよ。
私も実は年が変わった瞬間ぐらいから、気分が悪くなり、
元旦の朝は下痢気味+吐き気+頭痛…。
たいしたことはなかったけど、
その上ユメきちがいつもにましてご機嫌斜め。
えらいこっちゃの年明けでした。
今年も宜しくお願いしますね〜〜♪
あけましておめでとうございます。
ご存知のように同性愛者やトランスジェンダーの存在、権利が受け入れられてるサンフランシスコというリベラルな街に住んでいると、時々保守的な事言ってる人達の歪んだ正当論を聞いて、タイムスリップでもしたような気分になります。タイでも受け入れ体制が整っているというのは素晴らしい事ですが、本来それがあるべき姿で、世界中で普通の事として認められないといけないんですよね。
筋肉の強い男性、妊娠する女性と本質的な違いは世の中どんなに進んでも変わらない事です。同性愛者であろうが、病を持って産まれてこようが、人は皆それぞれ意味を持ってこの世に産まれてくる訳で、それをどう受け止めるか、乗り越えていくか、意味を見出すかが我々人間に問われた「人生」という課題だと思うんです。
まっ、私の場合この体重をなんとかするのが最大の課題ですが(といいながらお餅たっぷり入ったお雑煮を頬張っている)。こんな私ですが、今年もよろしくね〜〜。
お京さん>
お京さんちの大晦日元旦に便乗させてもらって過ごした美味しくて平和な一時は本当にいい思い出っす。コロラドのあんな田舎町で、あそこまで完璧な正月を迎えられるって奇跡的でもあった(笑)ちょっと頑張れば、チェンマイでも実現可能なんだろうなあと、お節を作ろうという意思のカケラもないワシはお京さんに思いを馳せておりました。てか、この季節、日本や実家の思い出よりもコロラドの正月をよく想いだすなあ。特に次男と長女にしてみたら、日本のお正月といえばお京さんちのお正月だからねー。そういえば、娘はいまだにMP3プレイヤーにクルミ割り人形入ってるよ(^^)
洛さま>
キリスト教の一大宗派のトップがあの発言ってちょっとアレですよね。なんだか排他的で痛い。あれほどの地位の人は、人類全体をもっと大きな視野と愛で見つめて欲しいものです。去年はほとんどお目にかかれませんでしたが、今年はもっとお会いできますように。今年もよろしく!
アレキサンドラさん>
おめでとうございます!!
某家族はしょっちゅうこういう騒動をおこすので慣れっこっす。慣れっこでもその度にヒヤヒヤさせられるのでウンザリ。しかも正月・・・。。
ワシ、法王の発言の核、勘違いしてませんか?ワシは最前線のフェミニズム的なことは好きじゃないので、男女の性差的なことを守ろうと言っているなら納得できるものがあるんだけど。枠に入りきれない同性愛やトランスジェンダーの人たちのことを指しているなら、ちょっとひでえなと思った次第で。。
つーか、ワシも気をつけなくちゃって思いますのは、こういう相容れない思考に遭遇したときの自分の気持ちっす。どんな反対意見でも一旦受け入れることは大事ではないかと思うのだが、そう思ってるだけで、スグの反応といえば「ムカつく」というが正直なところで。こういう反応も、結局は自分と違う考えの人を排除するというものに繋がるわけで、自分もアイツと同じってことになっちゃうってことだよね?あはは
今年もよろしくお願いします!!
みっちゃん>
みっちゃん、おめでとう!!今年もよろしく♪
ゲイといえば、某レストランのチャリンコ氏は辞めたんだっけ?
某家族はただの人騒がせっす。
そうなんです、ワシらみたいなおっさんレディよりずっと女らしくて細やかで、可愛らしいのです。正直に一生懸命働き、愛を持ってしっかり真っ当に生きているなら、どんな姿でどんな性的趣向であろうと、人間として立派に生きてるってことだよね。
あやこさん>
おお、あやこさんも大丈夫かー。大事な大事な母としての身体、いたわって大事にしてくださいまし。風邪かな?きっちり治してねー。
今年はもっとユメきちと遭遇できますように!(あ、あやこさんにも)
どうぞよろしく!!
コメントが入れ違いになった!cat姐、おめでとう!!今年は健康第一で元気に暮らせよ!!!体重はいいぞ、二の次で!
サンフランシスコって、ほんとにいいよねー。アメリカで大好きな町っす。宗教、人種、ジェンダーの違い、多種多様な人々をみんな受け入れていて、それが普通になってるって最高っす。
cat姐、いいこと言うなあ!ほんと、どういう環境の下に生まれようと、その中でガッツリと生きていくことが人生だよね。人間が自己破壊するとしたら、あらゆる違いを対立させるようなそういう考えに基盤があると思います。
でも、彼等にしてみたら、「受け入れられない」というのが普通であるようなので、「受け入れろ」と「受け入れない」の対立も生まれてしまうわけで、ワシの中では、なんだかどうしていいかわからんつーのが堂々巡りしてたりさ(笑)
結局自分に出来る唯一のことは、心を広く持ち、いろんな考えの人がいるということを認識しておくっつーことになるわけでしょうか。
今年もよろしくねー。
年末年始と病院通いお疲れ様でした。
大事には至らずほんとによかったですねー。
人間健康が一番なので一日も早いご回復をお祈りします。
「Ashes and snow」DVD主人と一緒に見ました!
主人がそれはそれは感動して、親と兄にもコピーして配ると言ってます!
二人で感動できるものを共有できたことが私にとってすごく幸せを感じたひと時でした。
あやこさんと30日に再会しました。
育児やタイの生活など色々お話伺えてほんとに楽しかったです♪♪
有香さんの言うとおり、連絡してみてよかったです
☆-ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノイエーイ
今年もよろしくお願いします。
おめでとうございます。
今年は2年ぶりに元旦が夫ともどもお休みだったので
久しぶりにお雑煮を食べました。
初詣に行ったら例年より参拝する人が多く感じられ
やっぱり今の不安な社会でせめて神頼みをと考える人が多いんでしょう。
お互い健康に過ごせますように。
あけましておめでとうございます。
今年も、どうぞよろしくおねがいいたします。
正月早々、大変でしたね。
私も、年末に爆弾を落とされ、
ひどいことになっております。
ところで、二日、
エアポートプラザにいらっしゃいませんでしたか?
私も、いました。
すぐに去っていかれたので、お声をかけることができませんでした。
また、お会いできるのを楽しみにしております。
そうそう、私もローマ法王には、むかついておりますのよ( ̄∩ ̄#
明けましておめでとうございます。
年末年始と大忙しだったんですね。
ご家族に問題が無くてよかったですね。
有香ちゃん、今はノンビリと旅(?)を
楽しまれていますように。
ローマ法王の説、不可解です。
キリスト教って、「愛」が根源に
あるんじゃなかったっけ?
本年もどうぞよろしくお願いします。
ご家族無事でなによりですね。
私も謎の熱が毎晩出まして、何だかあんまり面白みの無い正月休みでした・・・。
さて、私の家は儒教です。
ご先祖様は大事だと普通に小さい頃から思っていたけど、宗教が変わるとその意識も大分違うもんだと驚かされます。
その昔は、英会話に行ってたので、その流れで教会の日曜学校に行っていました。
そして、うちの従業員も山岳民族の子なんかはキリスト教ですが、その子に聞いたタイのキリスト教の教えは「キリスト教が全ての神を作り、ブッタもまたしかり」と教えてるそうな。
だから、「タイの仏教も崇めなさいと、それはイエス様が作りたもう事だから。」だそうです。
この仏教国で、折り合いをつけるのはそう教えていかないといけないのでしょうかね?
所変われば、同じ宗教でもこうして教えが変わっていくんですね。
只今戻りました。留守してすんません!
パリンさん>
あやこさんと再会できてよかったですね!!お子たち、同い年になるんだっけ?子どもの月齢が近い先輩ママさんが身近にいると、断然心強いよね。ワシは3回もの経験者だけど、なにしろ昔過ぎて?(笑)しかもここはタイだしね!
こちらこそ、よろしくお願いします!!色々どうもありがとう!
ミチコさん>
おめでとうございます!そうか、みちこさんちは夫婦で忙しいもんねえ。お雑煮も美味しかったことでしょう♪悟君は帰ってきてたの?
不景気で、ウチの息子のバイト探しも難航しているらしい。なんか英語を活かせるバイトがあればいんだけどねえ。あいつのために、ワシも神頼みしておこうと思います(^^;
今年もよろしく!
thailand-japan先生>
昨年は本当に色々お世話になりました。今年もよろしく!体調はその後どうですか?
2日、エアポートプラザに行ってませんよー。2日は旅行に出発した日で、ドイサケットからそのままチェンライへ車で向かったので・・・。似た人がいたのかな?!会ってみたいなあ(笑)
ブライトアイさん>
おめでとうございます!!!こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いします!そういえば、去年はブライトアイさんと始めてスカイプでおしゃべりしましたよね♪また遭遇できますように!
ローマ法王、ほんとにあれがキリスト教の精神なんでしょうかねえ。信仰って素晴らしいものだと思うけど、宗教ってどうしてあんな風になっちゃうんだろうね。
サンマ社長>
社長も体調不調のまま新年突入っすね。もう大丈夫?しかし、「キリスト教が全ての神を作り、ブッタもまたしかり」ってすげーね!!!かなり笑える。どこまでエライだっつーの(笑)キリスト教だって、そんな宗教じゃないはずだと思っとります。全ては聖書の解釈(または聖書を書いた人の見方)で、あれこれねじ曲がり、排他的になっていってしまったものだと思うっす。イエス様が愛の人で聖者だったことはワシも信じておるけど、問題は後々の人たちだよね。