2007年9月6日、「神に祝福された声」を持つハイCの王者、パヴァロッティが膵臓がんでこの世界を去りました。
パヴァロッティといえば、自動的にプッチーニの「誰も寝てはならぬ」(オペラ「トゥーランドット」)を思い出すときは、いつもこの人の声。やっぱしテノールの王者ですよね。この曲、なんだか知らんが、イギリスでサッカーのワールドカップの番組で使われたのがきっかけで、クラシックな歌曲がシングル発売され、オマケにトップチャート入りしてしまったという、今は誰でも知ってるオペラ曲となったようですが、パヴァロッティの声があってこそっす。偉大なアーティストが光に帰っていかれました。この世でのお役目、終了ですね。お疲れさまでした。
この歌声を聴いていると、人の声というのは、なんと素晴らしい楽器なのだろうと改めて思うよ。
オマケに、彼はrockだのjazzだのとのアーティストの共演もいっぱいあるし、それからチャリティな活動もよくやってて、でてるCDにも援助系ものがけっこうありますね。次の映像はU2とイーノのプロジェクト「passenger」が、ボスニア内戦の犠牲者を支援する「War Child」へのチャリティのために作った曲「ミス・サラエボ」、パヴァロッティと共演。すっかり普通の容姿になったイーノ先生もいます!この歌、歌詞がいいよねえ。じーんとくる。
Pavarotti & U2 & Eno – Miss Sarajevo
【追記】歌詞を紹介しているブログがありました。リンクします。『miss sarajevo』
わはは
ルー・リードとも共演しておる!!
Comments
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オペラは、、、、ごめんやすって。
欲しい物もリスト、送ってちょん。
明美さんからも聞かれてます。
私はグルベロヴァと共演したリゴレットが好きです。
彼のマントヴァ公爵は最高でした。
カラス・ティヴァルディ・そしてパヴァロッティ。オペラ界の大御所がどんどんいなくなる。時の流れは速いなあ。
有香さん、お久しぶり。
オペラファンの私にとっては、ホントに 偉大な方を亡くし とうとう、彼のステージを見られず、残念です。プッチーニを歌ってる彼を 見て、また、鳥肌が立ちました。今日は 朝から彼のCDをかけて 喪に服しています。
ところで、 やっと、やっと この前から、MPCで フォトショップのクラスを取りはじめました。貴方から頂いた本が とても、役だっています。有難う御座いました。
を1度だけ見たことがあります。1996年、名古屋ドームでした。めっちゃ(当時の私には)高いチケットでしたが、どうしても、ぜったいに、死ぬまでに1度は彼の声を生で経験したいと思い、行きました。本当によかったよ。
オペラに詳しいわけではないけど、パバロッティの「オペラは難しくない」シリーズのCDを何枚か買って、名の知れたオペラの何曲かを勉強し、すっかり魅了されてしまったのがきっかけで、そのあと「3テノール」や、サライエボの子供のためのチャリティーコンサートのCDなども憑かれたように買って、聞きました。
オペラコンサートでの「口パク」事件や、女性との盛んな交際やうわさがたえなくてスキャンダルになったりしたけど、とっても人間味あふれる芸術家だったと思います。
ご冥福をお祈りします。
みっちゃん>
わしも、オペラって全編を通してエンジョイしたことはないです。どちらかというとストーリーはドラマチックすぎる昼メロ風だし(^^; でも、その中でピックアップした楽曲を聴くのは大好き。まあ、オペラファンからしたら、その曲をちゃんと理解して楽しむには全編体験しなきゃダメだろう〜って言われるのだが(笑)試しに有名オペラのハイライトだけを集めたアリア集とか、そういうのを聴いてみるといいかもよ。
わし、元々、オペラじゃなくても、フツーに歌曲って好きなんだよねー。クリスチャンじゃないけどコーラルとかのsacred music (宗教音楽って訳すか?)めちゃ好きで、涙どころか鼻水まで出ちゃうし(笑)今度なんかオススメ出してみようか〜〜?人の声って芸術よ〜。
欲しいものりすと、了解!てか、どのくらいリストアップしていいの?適当にリストアップしたら、そっから選んでくれる?
Luizさん>
ご無沙汰してます!!Luizさんのように、誰々のドレが好きって限定版で言われるってすごいですよね。パヴァロッティ、ヴェルディの歌劇多いですよね?好きだったのかな。ヴェルディはレクイエムがめちゃ好きなんですが、歌劇のほうは椿姫とかアイーダとか超有名どころしか知りません。今度チャンスがあったらちゃんと聴いてみます♪ぜひ、パヴァロッティとグルベロヴァのリゴレットから。まずはyoutubeにあったし!(^^)http://www.youtube.com/results?search_query=Gruberova+Pavarotti+Rigoletto&search=Search
洛趣味様>
マリア・カラスとかデバルディとか、洛趣味様は女声が好き? てか、ズルイですよ洛趣味様はやっぱり年齢的なものもあって、わしらが体験できなかった芸術家たちにリアルタイムで体験してるんですからー。いいなー。リアルタイムだったけど、生パヴァロッティは逃したなあ。
Lily’s Momさん>
お元気ですか〜? ご近所で「オペラはごめんやす」って言ってるみっちゃんの教育、お願いします(笑)プッチーニで鳥肌、よくわかります〜。たまたま水曜日に学校に用事で出かけてて、その時にカタラーニのワルリのEbbenが流れてて(この歌詞をテーマにフォトコラージュしたこともあったので)、うひゃ〜〜と鳥肌感動し、そのまま思いっきり歌曲に流れ込んでいたところで、翌日のパヴァロッティの訃報だったのでビックリしました。
フォトショップの本はちょっと古過ぎませんか??お役に立ててるなら何よりです♪
モリ麗>
久しぶり、元気????96年ったら、わしらもう出会ってましたね(笑)アメリカ移住直前ね?生パヴァロッティを体験って羨ましいです〜。こうやってもう体験できなくなってから、くそう、って思うんだよね(笑)てか、日本を離れてから、すっかりコンサートとは無縁になっちゃってるけど・・・。昔はわしもコンサートが趣味みたいなもんだったからなあ。パヴァロティって、普段オペラに縁遠い人にオペラ歌曲を広めて貢献したよね。オペラったって、じっくり全編見なくても、美味しいとこ取りで楽しめるんだよってね。スキャンダルは、まあトーゼンでしょう。見るからにスケベそうだもん。ぷっ。
いつも名を知っている人がいなくなると、時代が変わると思いますが、彼も本当に亡くなってしまったのですねぇ。。
オペラは、まだ小学生の頃に椿姫を見ただけですが、嫌いだと思ったことは無いです(夫はクラシック全般がダメらしい)が、機会が無く。。という感じです。。彼の歌声もTVでしかしらないけど、素敵でしたね。。。
きっとあちらで沢山歌っていらっしゃることでしょう。。ご冥福を祈って。。
私も昨日びっくりしました。
クラシックはあんまし興味ないですが、
この人たちのは知ってます。さすがに。
残念ですねえ。71歳なんて、まだまだなのに。
世界3大テノールの一人くらいしか知りませんね。
どうもこちら方面には弱いもので、30代の嫁さん貰って子供まで作って良い人生だったんでしょうね。
私なら今から子供作る元気なんてありませんよ。
なんでも欲しいものドンドン書いちゃっていいよ。
きっと送れない物もあったりするだろうし。(例えば、いい男とか、スタンロールとか、、、、爆)
あのね、その意味が分からなくっても音楽にジーーンと胸を打たれ涙があるれるってのは分かるね。わしの場合はハワイアンなんだわ。それと変わった所で鼓笛隊。パレードでバンドがわしの前に来ると何だか感激して涙が溢れる。旦那からしたらけったいなヤツとしか思えんようだわ。そりゃ、そうだわね。
新聞にこの方のことが載ってました。
あ、有香さんがブログ書いてたなぁ・・・と思って
読んだの。
無知な私は彼のこと、名前くらいしか聞いたことが
ありませんでした。
好きでした、このおじさん
膵臓ガンか・・・痛いんだよね
大変でしたね
肉体の制限を脱いで、さらに自由に羽ばたいて頂きたいと思います
おずさん>
小学生で椿姫とは素晴らしいですね!旦那サマのクラシック苦手は残念ですねー。わしはオペラであえて苦手といえば、ソプラノが超高音で盛上がるところで、だからなかなか全編で聴く気になれないのかもしれん。で、やっぱり落ち着くのは男声モノと、それから女声も大好きだけど、高音でもガラスにヒビが入りそうなもんじゃなければ、好きなもんがいっぱいです。わしもパヴァロッティは生は逃してて、テレビとかCDのみだけど、ほんとお見事としか言いようのない歌声ですよねえ(T▽T)
me-a先生>
歳とってくると声量とか弱くなりそうだけど、彼はまだまだってカンジだったよねえ。71歳で今一番油がのってる頃だったのかも。今回のガンでももう一度ステージに立つつもりで練習までしていたというじゃないですか。本物のプロなんだよねえ。
鎮守様>
おほほ、羨ましいのう!>30代のヨメ。やっぱ甲斐性ですよ、甲斐性!!(笑)鎮守様だってその気になりゃ、30代、20代、まだまだイケるんじゃないでしょうか。ぎゃはは さすがに子供はねえ。鎮守様はお孫さんいるの?
みっちゃん>
ありがとう!!早速、いろいろ書き出してみまーす。一番欲しいのはスタンロールだよな、やっぱり。チンカス巻きも捨て難いです。(。_゜)☆\ばき
みっちゃん、きっと前世でハワイ先住民だったことがあるのでは??縁あるみたいだし、音楽好きだしって。鼓笛隊はわしも好きだなあ。長男がやってて、コロラドでは全コロラドバンドの一人だったのよー。あれはまあ親ばかも手伝って、かなりウルウルもんでしたなあ。
れべっとちゃん>
チャンスがあったら歌声聴いてみてください。youtubeにもいっぱいあるし、お手軽にいろいろ有名どころを視聴できますぞ。
無日>
膵臓がんって痛いのかあ。気の毒だったなあ。それでも治して歌うつもりでいたっていうからすごいです。
「肉体の制限を脱いで更に自由に羽ばたく」ってなんて甘い言葉なんでしょう〜〜。わしは、実はソレをめちゃ楽しみにしている一人です。いつ脱いでもかまわん>肉体 いや、服じゃなくて。ぶっ。願わくば、そのときにはぜひ、できるだけ苦痛は少なく、ラクチンに・・・。(^^;
これです!
YouTubeにちゃんとアップされてるんですね。
Gruberovaの凄いのはやっぱりアリアの部分です:
http://www.youtube.com/watch?v=wYBXiazv3n4
さすがに高い声なんだけど最後の方のハイノートは人間じゃない。
ゴメン、パヴァロッティのトピだったのに…
でもこのオペラはお勧めです。
私はヴェルディが好きですが、ヴェリズモと呼ばれるのも好きです。パリアッチとか、カルメンが代表的で主人公は王室とか貴族ではなく、一般庶民という設定の話。
あぁ、また観たくなった!
Luizさん>
みましたみました!高音、すごいんだけど耳に優しいですね。わたしオペラの装飾たっぷり声のソプラノって苦手なこと多いんですよー。やっぱり歌う人によるんだわ。
てか、一番最後の声が揺れる部分、すごいですね〜〜〜。