スピリチュアルで音楽・料理好きなおっさんレディがチェンマイから発信するしょーもないブログっす
Follow your bliss and the universe will open doors for you where there were only walls. 〜Joseph Campbell

Ashes and Snowのサウンドトラック

 
Posted on 2006年8月31日 (木) 11:44 pm
Filed under アート, 他/民族とかいろいろ

Ashes and Snowのサウンドトラック
Ashes and Snowのサウンドトラックには、素敵な曲が一杯であります。パンフレットを買ったらオマケでついてきて、ラッキーでした!

さて、このサウンドトラック、Ashes and Snowのために書下ろされたらしき曲と、それぞれのアーティストのアルバムに収録されてる曲が使用されたのもある。良く知ってるMichael Brook & 今は亡き(わたしの誕生日に死んだヤツ!)Nusrat Fateh Ali Kahn、元Dead Can DanceのLisa Gerrard以外の他は全然知らないアーティストばかりなので、ちょっと調べてみました。

DVDはコチラです→ Ashes and Snow 【DVD】

Michael BrookとNusrat Fateh Ali Khan

RockPaperScissors
Michael Brookの曲の「Elephant Pond」はRockPaperScissorsに収録されてる「Pond」。Nusrat Fateh Ali Kahnの声が深いです。同じアルバムの「Pasadena Pt.2」は「Pasadena」としてAshes and Snowに登場。
Michael BrookはNight SongとかCobalt Blueとか大好きだったけど、こうなってみれば、アル・ゴアの地球温暖化のドキュメンタリーの「An Inconvenient Truthのサウンドトラックや、このAshes and Snowの音が断然すき。鳥肌もんです。(ゴアが選んだのかな、音楽担当!すげえセンスいいじゃないですか(^^))

Lisa Gerrard

Lisa Gerrard と Patric Cassidyは共作でImmortal Memoryというアルバムを出していて、ワシの愛聴盤のひとつで、かなり素敵。Ashes and Snowのサントラの曲が好きなら、伴奏にちょっとストリングス系が多いのを除けばきっとコレもOK。Ashes and Snowの中の曲、Devota/Vespers/Womb/Wisdomは、彼ら独自のアルバム内に収録されてないので、Ashes and Snowのために書下ろされたと思っていいのかな。

Heiner Goebbels

ハイナー・ゲッベルスはドイツの現代作曲家で、CDがたくさんECMから出てます。あちこちで視聴してみたところ、サンプリングをふんだんに取り入れたりして、Ashes and Snow収録のThe Absence of Time の印象とは随分違うカンジ・・・。サウンドトラックの中で、一番のお気に入りかもしれない1曲なので、この路線のCDが見つけられないのが残念!!!サウンドトラックでは、The Absence of Time は、そのままLisa Gerrard & Patric CassidyのWisdomへと途切れなく継承されていくので、Ashes and Snowのために書かれた曲なのかもしれんね?
参考までに:ハイナー・ゲッベルスのCD

Count Dubulah, Rizwan Ali Khan, Muazzam Ali Khan & Neil Sparkes

People's Colony No. 1
「Tears of Light」に関わってる人たちも誰一人も知らなかったんですけど、Ali Khanな名前の2人は、ヌスラット氏の甥っ子たちだそうで、Tears of Lightは、彼らのアルバムPeople’s Colony No. 1に収録されておりました。Real Worldレーベルだし!これは他の曲も聴いてみたいかも!

David Darling

「Slow Dawn」をやってるDavid Darlingさんも全然知りませんでした。2002年にグラミー賞にノミネートされてるような人で。オマケにECMレーベルからCDを出している。この曲すごく好きなんだけど、やっぱりECMナルホドという感じである。。ザっと見たところ、Slow DownはDavid Darlingの作品群からは見つけられませんでした。でも、他のCDもきっとワシのツボ系に間違いなさそう。このデュデュクの音色、ああ,切ないわ。イチコロです(笑)

Djivan Gasparyan

Moon Shines at Night
「Mater Mea」のことはLAのまさよんが教えてくれて、Djivan Gasparyanの「Mothers of Mine」(Moon Shines at Night
に収録)と同じ曲だっちゅーのがわかりました。この人の他の曲もイイ!わしアルメニアの音好きでさ、そっち方面音楽に限らんけど、ドローンが入ってると弱いんだよね。

Robert Een

作曲家でチェロ奏者で歌手。メリディス・モンクなんかと一緒に音楽やったりしてる人なんですね。普通のコンサート会場ではなく、エローラ石窟寺院や日本の神社や北極圏にある劇場などなど、面白いところで演奏しているとか。初耳のアーティストでしたが、Ashes and Snow収録のBadnamgar淡々としたいい曲ですよね。アマゾンで見つけた唯一のアルバムはRobert Een: Mystery Dances

Lucas Fross

Foss: Orpheus & Euridice; Renaissance Concerto; Salomon Rossi Suite
そして最後に登場する曲が、いきなり管弦楽で新鮮!Lucas Frossっちゅー作曲家のFoss: Orpheus & Euridice; Renaissance Concerto; Salomon Rossi Suiteの中の6曲のうちの五番目 Lentoっす。美しいです。なんか洗われるカンジがします。

お気に入りは、展覧会場に入った途端に流れたLisa Gerrardの輝く水滴のようなDevota、もの哀しい旋律のVespers、website見すぎて頭にこびりついて離れなかったHeiner GoebbelsのThe Absence of Time。Nusrat Fateh Ali KhanとMichael Brookのコンビはほんとに絶妙でElephant Pondの広がりは、二人の別の作品Night Songの上を行っていると思う!

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12 Comments for “Ashes and Snowのサウンドトラック”

  • わらじ より:

    いいものがどんどん本物の分る人に浸透するといいなあ。そして、本物が分る人が少しでも増えるといいなあ。

  • やま☆もと より:

    良い夜の過ごし方ですね。いい音楽を御存知だし。
    私のようにDVDで「爆裂都市」なんか観てる場合じゃないですね。
    でわでわ。

  • 有香 より:

    こんな独り言に付き合ってくださりありがとうm(__)m
    わらじ虫>
    あ、そうだ、わらじ虫はこの音楽知ってるんだよねー。映像見たもんね。
    やま☆もとさん>
    いや、ビョーキっすよ、わしの音楽(笑)「爆裂都市」名前からしてバイオレントだな(笑)面白かった?

  • わらじ より:

    そんな独り言が結構大切なんだに。分かち合えるっていいこんだいねえ。
    そう、有難く見て聞かせて頂きました。(感謝)

  • masayo より:

    ituneってヤバいよね。
    私、開発しまくって、買いまくってるもん。
    ケルティックウーマンとか買っちまったしさ。

  • やま☆もと より:

    「爆裂都市」。昔のパンクバンドが大暴れする映画なんですけど、深夜に大音響出せないので、まだ途中なんです。
    面白いというより懐かしいですよ。

  • 有香 より:

    まさよん>
    ケルティックウーマンって、PBSかなんかのコンサート番組で見たぞ!コマーシャルでCDの宣伝もしてたよねー。あのCMに登場する曲の中にYou Raise Me Upっちゅー曲があるんだが、そのオリジナルがSecret Gardenっちゅーアイルランド&ノルウエーの二人組の曲でさ。わし、Secret Gardenが大好きなんだけどね、あのYou Raise Me Upがすっっげええキライでさ(爆笑)ケルティックウーマンが歌ってヒットしたらしいが、歌詞がね、どうにも我慢ならなかったのよ。ベタベタのクリスチャンの歌かと思ったのよ。ほれ、よくさ、テレビのクリスチャンポップのCDのコマーシャルでさ、会場の人がみんな両手を上にあげて、スローな曲に合わせて車のワイパーみたいに両手動かしてノってる曲あるじゃん、ああいうのの典型だなと思ってさ。そんなわけで、Secret GardenのCDを聞く時も飛ばしてたりしたんだが、最近ね、こんな記事をみつけました。
    http://tod.cocolog-nifty.com/diary/2006/03/you_raise_me_up_aede.html
    もう一度聴いてみるっぺよ。(^^;

  • 有香 より:

    やま☆もとさん>
    なんか戦争映画か、ギャングの撃ち合い映画とか、そんなんだと思った(^^;

  • やま☆もと より:

    音楽映画ですよー。ギャングには違いありませんが。
    色々なバンドが出ています。ロッカーズ(陣内!)とかスターリンとか。

  • masayo より:

    なるほどのう。大げさな曲だと思った。あのようにアレンジしなくてもイントロなんて素敵なのに、いきなりタイタニックとかセリーヌディオンじゃん、と思ってた。
    歌詞、気にならんのね。英語ひろえんから(爆笑)
    今歌詞見てきたら、いろんな受け取り方が出来るけど、ある一面からあら探しすれば、ずいぶんと他力本願な受動的なオンナね、もう少し自分から動けば?って感じがしないでもない。感謝、という意味でならわかるけど、大げさすぎて儀式っぽいかなあ。。。うーむ。(←悩むな悩むな 笑)
    LisaGerrardのDuality、欲しい?

  • 有香 より:

    ぎゃははははははは>セリーヌディオン 歌うまいけど、あんな風に歌い込まれるのはあたしゃ苦手だ。やっぱしラスベガス系っちゅーか。
    わしは100%クリスチャンな歌詞だと思ってたので、かなり冷ややかに聴いてました。でもあんな背景があったのは知らなかったので、ちょっと見直したけど、やっぱり好きじゃない系だな、あれって。
    ほしい♪>Lisa Gerrard

  • the long tail soup より:

    [music][art]Ashes and Snow

    象のポスターが気になって、お台場でやっているGregory ColbertのAshes and Snow 見に行ってきました。 会場はパレットタウンの近く。 予備知識なくても楽しめます。象にだめ出し。 サウンドトラックCD買ってきました。非常に癒されます。 Lisa Gerrand, Patrick Cassidy M1


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