Mike Oldfield(マイク・オールドフィールド)のOmmadawn(オマドーン)
Ommadawn
Mike Oldfield (2000/07/11)
Virgin
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発売は75年だかその辺。これね、すげえ想い出のアルバムなんすよ。そうそう、アフリカでの愛聴盤のひとつなの。当時も今も胸熱くなる一生ものの音楽なのです。ケニアでは、あちら在住の英国人たちと濃い日々を過ごしていたこともあって、このアフリカとケルトの融合がたまらんかった。このレビューをするのに、久しぶりに聴いたんだが、やっぱり涙がジーンとしてきた。アフリカの熱い太陽と空気、埃や雨の匂いまで思い出すわ!
クラシックでも民族音楽でもない(てか両方を含んでいるけど)いわゆる「ロック」に分類されるこのアルバムが、あーた。宇宙や大地を振るわせてしまうのだから尋常じゃないっす。
マイク・オールドフィールドは売れに売れたエクソシストのサントラ「チューブラー・ベルズ」の後に精神病になってしまって、長く入院してたりしたんだそうだが、このオマドーンはその直後の復帰作でもあって、内容的には「チューブラー・ベルズ」の続編的要素も含みつつ、「チューブラー・ベルズ」の痛々しい(?)部分がなくなって、しっかりグラウンディングしているカンジ。1アルバムにたったの2曲、しかも同じ名前の曲がふたつ(笑)で、パート1は20分弱、パート2も17分ちょっとの大作である。クラシックでは別にフツーの長さだけど、ロック界ではやっぱしプログレならではっちゅーとこだろう。
パート1はひとつのモチーフを別の楽器を使って繰り返し登場させ、ドラマチックな変化を展開させる。こいつがまたアフリカの匂いがプンプンするので、わし的にはたまらんわけです。パート2はケルト色が強くなって、イーリアンパイプが印象的っす。そしてアルバムの締くくりに、牧歌的なメロディに乗せて混ざった優しい語り&歌声に子どもたちの素朴な合唱が加わる部分がある(On Horseback)。最後にはやっぱり「自然」「人間」「愛」というところに行くつく感じ。 全体的には、まるで人の一生のドラマのよう。 アルバム全編を通して登場してくる多彩な民族楽器、アコースティック楽器の音色は、どれも豊かで美しいっす。素朴なリコーダー、郷愁を誘うイーリアンパイプ、大地をゆるがすアフリカのドラム、風に乗って空へ飛んでいきそうなパンパイプなどなど。。
オマドーン
これは毎日せっせと聴くものではありません。そんな簡単に聴けるもんじゃなくて、聴きはじめると全神経を集中させてしまうために、他のことが何もできなくなる、完全にBGMに不向き!
OMMADAWNのメイキングのインタビュービデオ発見!!ヾ(@⌒▽⌒@)ノ ちょこっとずつ多重録音をしていく様子と共に、マイク・オールドフィールドのインタビューが見れます!ビデオの最後の方ではちょこっと完成の一部を抜粋したクリップある!(画質音質ともに最低。音楽の繋ぎ合わせ方も最低〜)
atem社長が教えてくれた、ちょっとマシなOmmadawnのビデオ。まあ、どっちにしても超多重録音な曲なのでライブはちょっとねー。
後で小耳に挟んだ情報によると、このアルバム、インドやらアフリカで沈没しているジャンキーご用達なのだそうだ( ̄△ ̄)う〜む、わからんでもないが、ジャンキーじゃなくても、わたしはジャンキー以上にこの音楽でイケてると思うんだけど(笑)
このCDを久しぶりに聴き返してみて思ったこと….。わしは宇宙にたいそう憧れておるのだが、どうやら完璧にグラウンディング系らしいや。通りで高い声で話すの天使系女性が苦手なワケだ_(T▽T)ノ彡☆ばんばん!(最後にちと意味不明すまん)
Comments
trackback uri
最後の3段落、妙にウケました。
ねえ、私もグランディング系なの?なの?声低いから〜。
好き!
でもこのアルバムは知らなかったです。
BGMに不向きというのはちょっと難点だが(爆)
早速ゲットしてみます。
ありがとう!
で。高い声の天使系、ワシも苦手だが、
先日久しぶりにケイトブッシュ聴いたらすごく良かったっす。
まさよん>_(T▽T)ノ彡☆ばんばん!そそ、まさよんもグラウンディング系なの_(T▽T)ノ彡☆ばんばん!あはははははは
まんちゃん>Ommadawn聴かにゃだめよ、わし、彼の最高傑作だと思うっすよ、ほんとに。
ケイト・ブッシュはいいの、彼女は声はすげえ高いけど、天使系じゃなくて、小悪魔系だから(笑)
元亭主@コロラド出身が、よくマイク・オールドフィールド掛けてたっけ・・・。結構好きだったなぁ〜なんか思い出してマシタ。
今度アマゾンでゲットしてみるかなー。
イッチャウ世界も悪くないが、もう、それもイイなぁー。(^。^;)
音楽やら自然の音やらでイケル方が何倍も気持ちイイだろーと思うこの頃でふ。
実は、このところ改めてよく聞くのがマイクだったりする。
ビデオ捜していると飽きないよね。(PFMだのGGだのレアなものが見つかると嬉しいもの。)
↓Ommadawnのもう少し長いヤツ。
http://video.google.com/videoplay?docid=-4313580197455922873&q=Oldfield&pl=true
http://video.google.com/videoplay?docid=-6097970826209123947&pl=true
↓ついでに、お姉様のサリーちゃん
http://www.youtube.com/watch?v=yhHEsBUqseE&search=oldfield
↓マギーのコレが結構好き。
http://www.youtube.com/watch?v=TJdvRH8MnvQ&search=oldfield
宇宙の話なら・・・
ボーとしながら観るのにその手のDVDが気持ちイイので、結構集めてるぞー。
(セーガン博士のCOSMOSとかNHKから出ている宇宙のヤツとか)
ついこの前までの死ぬほど忙しかったのがウソのように、すっかりヒマな中、懲りずに新しい楽器を買ってしまい気持ちよく遊んでます。
久しぶりにアレコレ話したい気分なので、よかったらメール下さいな。
エコちん>身体ちゃんと休めて、赤ちゃん楽しんでるかい〜(^^)
このCD、あまり赤ちゃんがいるところで鳴ってる雰囲気じゃないが、小さなウチから高度なもんを聴かせておくっちゅーのもいいかもよ(^^; 少なくとも、こりゃ婦女子が聴く楽曲じゃないからなー(笑)そうか、Sさん好きだったのかー。
atem社長>待ってました!(笑)てか、紹介してくれたOmmadawnのビデオ、ひでえよね!あれ、やっぱライブ不可能だと思います(^^; 2番目のやつ、マイクさんやる気なさすぎ?それにやっぱしプログレたるコンサートは腕組して目閉じて鑑賞せにゃいかん。手拍子なんて邪道だ!!(笑)
それから、懐かしいTo Franceのビデオもありがとう!マイク・オールドフィールドといえば、Discoveryも大好きな1枚で、これもアフリカの想い出っす。その中でも、このTo France とThe Lakeは超好き。ビデオにあわせて、まだ一緒に歌えたりする!(あと歌えるといえば、Moonlight Shadowか(^^))
atem社長、わしMac初期化しちゃってアドレスわからんので、メールそちらからくれろ。
atem社長!Moonlight Shadowもありましたっ!
http://www.youtube.com/watch?v=32BI-fCWf0A&search=oldfield%E3%80%80moonlight%20shadow
映画Killing Fieldのテーマのエチュードもありましたっ!
http://www.youtube.com/watch?v=K9wiXC6FhnA&search=Mike%20oldfield
うっ、知らなかった。わしはサイモンとガーファンクルを聞いていたなあ。今も聞いているけど。(笑)
そして意味の分らないイタリア語のジョッシュ・グローバンとルシアノ・パバロッチの歌。年かなあ。(笑)
わらじ虫>これは十分にわらじ虫の時代な音楽だと思うけど(^^; 70年代(自爆)
パバロッティはいいのねえ。イタリアの歌なおっさんなら、わし、アンドレア・ボチェリとかも好きだよ(^^)あのちょっと鼻にかかった声は、熟女キラーらしい。
ボチェリもいいねえ。また違った渋さがあるね、彼は。それにしても皆声が凄いよね。涙がでてくるでねえ。
自爆したかいねえええ〜?(爆)
コレコレちみタチ、私だって高い声出るぞ。出そうと思えば。。。
ゆかちゃん、昨今のリンク先ブログ、ありがとう。ナマステ。元気になるわあ。
ほんでもって買ってみた。
まんちゃん(お久〜♪→notお久さん)の話題にブラ下がって。。。
ケイトブッシュの最近の、おもしろいね。変わったね。
キワモノ狂気を持った小悪魔が、ゆるキャラ母になりつつ瞑想してるけどやっぱり狂気は隠しきれてない系っつ−の?あれもイイ。
途中でさ、どうしても「モシモシー」と歌ってる気がするのは私だけ?
ところでさ、ゆかちゃん、Jean-Marie Seniaっつー人、知ってるけ?
中近東コワ系の交響曲系サントラを書くオッサンなんだけど、すごい音だったのさ。コワくてコワくてゾクゾクしてカッコよくて。
思わず買ってしまった。
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?id=32959447&s=143441
あー、すまん。人様んちで長居、いや長書きをしてしまった。
PCにあったアドレスに送ったが、どれもダメだった。
悪いが↓ココに送っちくれー。
まんさんって、ひょっとして私の知っているるスペインの方ですか?
(間違っていたら・・・”ゴメンナサイ。”
合っていたら・・・”お久しぶりです。”)
私には探究心っちゅーもんが欠けてるんか分からんが、音楽で「絶対この人」とか「絶対この曲」ってのがない…。考えると寂しい…。でも、ヘビメタやパンクロック以外はなんでもイケるんだ。「へぇ、これ良いじゃん」としょっちゅう思うが、その曲が誰のものとかはあまり気にならない。…いかんな。五感をフル稼働させたいのに…。カエルの鳴き声は聞き逃さないんだけどぉ…
わらじ虫>イタ歌好きとは知らなかった。。わらじ虫の顔、濃いから似合う気もする。。。
masayon>買ったって、コレ?どうだったどうだった??(^^)ところで、わし最近のケイト・ブッシュ、全然わからんのよ。3枚目くらいで停止しておる。それから、ピーター・ガブリエルと一緒にやったヤツくらいかな(タイトルわすれた)若い頃はめちゃくちゃ小悪魔で可愛かったけど、なんだか魔女みたいになったようなあと思っておったのだが、最近はどうなんしょ。(どっかで天使殺してそう(^^;)Jean-Marie Senia視聴してみりゅ〜。
atem社長>なんだか、わしのメールアドレス不調らしい。こまったなあ。仕事に影響出てるかも(T▽T)早急に解決します(T▽T)
くろぅくちゃん>きっと音楽も縁だよ!わしはたまに心臓を突き破られるような体験をします。けっこう辛いんだよ、これが。痛くて気持ちいいっていうか(笑)あまりにも愛しちゃって、どうしていいかわからなくなることがあるのだ(笑)
カエルの声、いいよねー。ウチの周辺でも夜は大合唱っす!