| なぜアフリカへ?
何故アフリカかの巻
何故アフリカだったのか、今だに自分でもよくわからない。子供の頃映画で『野性のエルザ』を見たのが私とアフリカの始まりかも知れない。あの時はもちろんただの憧れみたいなもので、将来、あのエルザが実際に生きていた「メルー国立公園」の地を踏むことになるとは夢にも思わなかったけど。
今思うと、いろいろな小さな事が私をアフリカに導いたような気がするの。例えば、その野性のエルザが好きだったこととか、アイザック・ディネーセンの小説に出会ったこととか、アフリカの画家・ムパタの絵や高校生の時にやってたバンドの仲間が偶然もってきたアフリカ音楽に夢中になったこととか.....、私を感動させた多くの事がアフリカだったのね。で、単純な私としては、これはちょっくら行ってみるしかない!と。
実現したのが、19才の春休み。
ナイロビの空港に初めて降り立った時の感動は忘れもしません。空気の匂いや感触、空の色、初めてなのに胸が締め付けられる程の懐かしい感覚。『やっと帰ってきた』という言葉がふっと頭に浮かびました。
ディネーセンの『アフリカの日々』に
“朝、目覚めるとまず心に浮かぶのは、
この地こそ自分の居るべき場所なのだ、
という喜びである。”
という一説があるけど、滞在中はまさにそんな気分でしたね。このときは時間がなかったし、普通
の観光客の如くサファリなんぞして、動物保護区や国立公園めぐりで終わってしまったんだけど、帰国しても落ち着かなくてさ。何故私はこんなにもアフリカが好きなのか、自分探しという大名目で学校を卒業するとすぐ、再度アフリカに旅立ったのでした。そして約一年を東アフリカで過ごし。。
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