スピリチュアルで音楽・料理好きなおっさんレディがチェンマイから発信するしょーもないブログっす
Om Bhur Bhuva Svaha,Tat Savitur Varenyam,Bhargo Devasya Dhimahi,Dhiyo Yo Nahah Prachodayat,Om

キールタンの夜

 
Posted on 2008年12月21日 (日) 12:12 am
Filed under サウンド

チェンマイでキールタン

今日・・・といっても、もう日付が変わっちゃって翌日になっちゃったけど、友達が誘ってくれて、キールタンというインドの聖歌というか、歌い祈る集まりに参加してきた。一緒に行ったのは、チェンマイでは「ファランのロングステイ」でお馴染みのK子さん、それから老舗ゲストハウスのKさんっす♪

キールタンの集まりは、チェンマイ旧市街のあるヨガスタジオで開催。ハーモニウムを弾きながら美しい声で歌を先導するのは日本人女性?(mauko pirikaちゃんそっくりの(笑))参加者のほとんどが白人っす。

とってもシンプルで同じ節を何度も繰り返すとても単純なものなんだけど、それが盛上がってくると身体の中から振動してきているのを感じ、魂がどこか別のところへ繋がったような、日常で体感することのない感覚に気付きます。音の振動の威力って凄いもんですなあ。ドラムやマンジーラの音も重なって共鳴してきて、身体をそこに置いたまま、気だけがビュ〜〜〜〜〜〜ンと飛んでいく。

やっぱり楽しい!

この体験、何年ぶりだろう。日本では、1988年頃からインドの某グル系の集まりで毎週木曜日の夜はバジャンという言い方こそ違うものの、まったく同様の集まりを自宅で主催していたこともあり(そのうちグループは大きくなり週末に市民会館の集会室を借りてやるまでになった)自宅にはハーモニウムもあったし、自分にはとっても馴染みの深いものなのです。チェンマイでも同様のバジャングループがあるんだけど、宗教的な色が濃いのでもう何年も参加していなかったのね。似たような体験をしたのは、カリフォルニアのエサレン研究所でチャンティングに参加したとき。(過去記事:エサレンで倍音に浸る夜)一斉のOHMの音にのまれてクラクラするほど酔いしれたのが最後だったなあ。ほんとはいまでも定期的に参加したい。でも、某グルの集まりだと、参加者が「○○様〜」みたいな感じで崇拝しているのがまず第一なので、たとえば今回みたいに「長男がついに旅立ちまして」なんて話でもしたら「○○様が見守っていてくださるから大丈夫よ。何も心配はいらないわ」とか言われちゃったりして、脱力しちゃう。もちろん○○様は見守っていてくださることを疑っているワケではないんだけどよ(笑)ワシ的には、見守ってくださっている存在は○○様という名前でなくてもいいわけで(^^;

おっと、得意の話脱線だわい。

とにかくとっても気持ちのいい気が流れる空間での一時でした。音叉を叩くと、離れた場所にあるもう一つの音叉も鳴り出すのはご存知の通りっすが、これがその場を共有している人たちの間で同じことが起こってる。つまり、場に満ちている音(振動)を共有し、お互い影響しあってまた新たな振動が発生するのを、自分の身体が全身で感じるわけよ。

ほんのちょっとだけ不満をいえば、OHMだけの詠唱をもっともっともっともっともっと長くやってほしかった。盛上がると、その共鳴ときたらもの凄い威力なの、知ってる人は知ってるよね。あれって何だろうね?さすが原初の音?全てを含む音だから?
家に帰って、今日配られた歌のフレーズをタイプした紙をあらためて見てみたら、馴染み深いマントラやバジャンも数個あった。なんだか嬉しくてワクワクして胸いっぱい(^^)

昨日は友人のお母さんが突然逝去されて、ショックだったところ。。何もできないけど、キールタンの中で祈りを込めることによって、自分なりのお弔いもできたかな・・・と感じてます。

Comments

comments









trackback uri

 



8 Comments for “キールタンの夜”

  • えあじん より:

    有香さま
    バジャン、、、懐かしい響きですネ〜。
    私はいまでもバジャンは大好きです。
    言葉の意味は理解しかねても、あの共鳴する歌には惹かれるものがあります。
    さて、これからワシントン経由でブラジルへ行ってきます。
    貴ブログで紹介していた『世界は音』については全く知らない本でしたがJ.E.ベーレントという著者に興味を持ちました。この方は著名なジャズ評論家です。
    そこで、公共図書館の蔵書検索で探し出して素早く借りてきました。そしてスーツケースに入っているというワケです。イパネマ海岸あたりでノンビリ読書タイムしたいと思います。
    本年1年、不思議な赤い糸でたぐりよせられたご縁に感謝いたします。
    (えあじん)

  • Masayo より:

    やっぱり時代は音なのか。
    音、音、音。
    というわけで私も最近音を出す媒体としての身体をひらきたい、と思って一人カラオケしているわけですが(笑)
    チャンティングはほんとうにイっちゃうよ。レイクシュラインのオームの大合唱もすごい。
    音叉の話し、昔バシャールがしてて、音叉の方法を使ってエネルギー(たとえば電気)を無から産む方法のテクノロジーが開発される、って。
    有香ちゃんの音叉と同じく人間のボディも振動するっていうの、考えてみたことなかったけど、めーくせんすだな〜。
    その昔、ピラミッドなどは音を四方で出して一瞬にして作ったと言う説もあるらしい。やっぱり「はじめに言葉(音)ありき」なのかな。
    アタイも最近のテーマは音です。

  • パリン より:

    宗教心もなく、勉強不足なため、キールタンも何もわかりませんが、
    スピリチュアル好きな私には興味があります。
    すっごい癒されそうですねー
    胎教にもすごくよさそう!
    (^o^)ノ

  • 有香ちゃん より:

    えあじんさま>
    おおおおおお、ご出発でしたか!!!っつーか、「世界は音」の本、図書館でお借りになったっていうか、頼むから復刊投票してきてくださいよ〜〜〜。でも、図書館で借りられるんですね?わたしが調べたところは貸し出し不可だったので、諦めてました。次回東京に帰るときの楽しみができました♪
    そういえば、大昔、隣り合わせでバジャン歌ってた可能性も大ですよね。(笑)こんな風に再会できて嬉しいです!
    ブラジル旅行、気をつけて楽しんできてくださいね!
    Masayoん>
    そうか、音なのかー。Masayoんの近所ではオームの大合唱が出来るところがあるのね。それはかなり羨ましい。わし、一層何もなくてもオームだけあればいいやくらいまで思っておるから(笑) 
    音や振動といえば、量子力学にも繋がっているし、きっとこれからどんどん新しいことがわかってくるね。楽しみっす。今後、今まであり得なかったことが普通になっていったりするんだよね。
    へえ、ピラミッド、すげー。
    パリンさん>
    キールタンでは、一応ヒンドゥー教の聖歌になるわけなんですけど、このチェンマイでの集まりでは「宗教」は全く関係ないので、気楽に是非体験してみてください。そういえば、妊娠中に定期的に参加してたバジャンでは、最中にお腹のチビが思いっきり手足を伸ばしているのを感じたものです。あかちゃんは羊水に浮いているわけで、振動も身体全身で感じるのかも?

  • あきこ より:

    いいですね〜〜
    今度滞在中にあれば是非参加してみたいです。
    あと、似ている女性にもお会いしてみたい・・

  • 有香ちゃん より:

    あきこさん、あの場の雰囲気に思いっきり溶け込むと思うよ。あきこさん系の人多し(^^)ハーモニアムを引きながら歌をリードした女子、ほんとによく似てたよー。

  • 無日 より:

    キールタン なつかすぃです
    もう15年くらい忘れていました(麦)
    思い出すまでに時間がかかりました orz

  • 有香 より:

    今月は17日っすよ!チェンマイ滞在中っすよ!いくっぺよ!(体力が残っていればな)


Leave a Comment to 無日

↑ページのトップへ

Earthborn Shop

カートは空です

Archives

Twitter